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海外旅行に行った気分に!世界のお正月事情を徹底解説(アメリカ編)

海外旅行に行った気分に!世界のお正月事情を徹底解説(アメリカ編)

日本のお正月と言えば、家族や親族が集まって過ごす、一年の中でもとても大切な行事の一つです。日本では1月1日から1月3日を「正月3が日」といって新年を祝賀する期間となっていて、官公庁や多くの企業がお正月休みとなっています。しかし世界では、お正月の過ごし方が異なっていたり、比較的近いアジア諸国でも、「お正月」を祝う時期が異なっていたりします。今回の記事では、特に欧米のお正月の考え方や年末年始の過ごし方をご紹介します。

目次

  • 1.

    日本とアメリカの年末年始の違い

  • 1-1

    おせち料理

  • 1-2

    年賀状やお年玉

  • 2.

    新年を盛大に迎えるアメリカの年越し

  • 2-1

    アメリカの有名な年越しイベント

日本とアメリカの年末年始の違い

日本とアメリカの年末年始の違い

アメリカでは、11月下旬にThanksgiving Day(感謝祭)、12月にクリスマスを盛大にお祝いするので、年末年始を日本のようにお祝いすることはありません。

世界的に見ても、キリスト教圏ではクリスマスを、仏教圏ではお正月を盛大に祝う傾向があります。キリスト教圏においては、ニューイヤーズイブ(大晦日)から1月1日のニューイヤーは祝日の1つ。イベントやパーティーも開催され、新年の到来を盛り上がって楽しみます。日本のしっとりとした静かなお正月とはだいぶ異なりますね。

まずは、日本とアメリカの違いから、アメリカのお正月事情を紹介します。

おせち料理

日本では元旦におせち料理を食べる家庭がほとんどですよね。一方、アメリカ全土では日本のように決まったお正月料理はなく、共通しているのはシャンパンやお酒を飲んでお祝いをすることくらい。 しかし、アメリカは広大な土地をもつ国なので、縁起を担いだお正月料理が存在している地域もあります。 アメリカ南部地方では、「ホッピンジョン」という伝統的なお正月料理があります。「ホッピンジョン」とは、表面に黒い点のある豆「ブラック・アイド・ピー(black eyed peas)」とお米、ベーコンや玉ねぎを炊いた炊き込みご飯のような料理です。「ブラック・アイド・ピーー」はお金を象徴しており、一年の始めに食べることで「金運が上がる」と信じられ食されているそうです。

年賀状やお年玉

キリスト教圏では、クリスマスカードに新年の挨拶を添えることが一般的なので、年賀状ではなく、クリスマスカード(ホリデーカード)を贈ります。 日本のような喪中という考え方は基本的にありません。しかし、個人によるものなので、実際に送るときは確認をしてください。 クリスマスカードには、「Merry Christmas and a Happy New Year」などと書きます。歌でもよく聞くフレーズですよね。 ちなみに、「Happy new year!」という挨拶も年明けすぐの仕事初日などは普通に使うようですが、正月になってからというより、クリスマスのあとから年末・年越しのときに言うことが多いようです。

また、アメリカにはお年玉という習慣がありません。少しかわいそうに思うかもしれませんが、アメリカではクリスマスに子どもたちへ家族みんなからたくさんのクリスマスプレゼントが贈られます。

年賀状やお年玉の違いからも、アメリカではお正月よりもクリスマスを盛大に祝っていることがうかがえます。

新年を盛大に迎えるアメリカの年越し

新年を盛大に迎えるアメリカの年越し

続いてアメリカの年越しイベントを紹介します。

アメリカの有名な年越しイベント

アメリカの年越しというと、ニューヨークタイムズスクエアのカウントダウンが有名ですよね。映画にもよく登場し、年越しの数時間前から身動きも取れなくなると言われるほど多くの人が殺到します。 ワン・タイムズスクエアというビルの上に巨大なボールが設置され、大晦日に明るく灯されます。23時59分にそのボールが下がり始め、下がり切ったところで「Happy New Year」となり、紙吹雪が舞ったり、花火が上がったりして盛り上がります。これを「The Ball Drop」と呼ぶのですが、日本で除夜の鐘やカウントダウンライブの映像がテレビで中継されるように、このThe Ball Dropの様子が毎年テレビで生放送されます。このThe Ball Dropの様子を家族で見ながらゆっくり年越しをするという家庭も多いそうです。

ニューヨークのタイムズスクエアのように、アメリカでは年が変わった瞬間に花火をあげる都市も多く、ニューヨークの他にはラスベガスやハワイのカウントダウンも盛大に花火が打ちあがります。テレビでもよく中継されるようです。

ちなみに、アメリカは広大な国のためアメリカ内で時差があり、カウントダウンが複数回あることも日本との大きな違いといえます。

また、アメリカでは年越しの瞬間近くの人とキスをするという習慣もあり、ドラマや映画などで見たことある人も多いと思います。これは「年が変わる瞬間に何をしていたかで、次の一年が決まる」と信じられていることから、「愛があふれる一年になるように、愛する人にキスをして一年を始める」という考え方につながり、文化として定着したようです。

日本の静かな年末年始もよいですが、アメリカでの年越しも体験してみたいですね。